高い山だから…
新しい市政をつくる会の秋山さんのブログで、
新政権は、自民党が見ようともしなかった
高い山を目指していると表現されています。
このご意見には、85%くらい同意いたします。
ムダな箱モノや公共事業をストップし、その分を
国民の生活に直結する使い方をする。
「コンクリートから人へ」の転換は、今までの日本
の成長やあり方を大きく変えることになりますから、
とてつもなく高い山を目指しているのだと思います。
この難しい登山には、日本国民の生活がかかって
いるので、登頂を諦めたり、遭難しては困ります。
で、目標の山を決めたのなら…
①頂上までのルートをしっかり分析する。
②そのルートのコースやリスクを説明する。
③徹底した準備を行い、ベースキャンプをはる。
④登山チームは一丸となって頂上を目指す。
⑤いかなる場合でも、ベースキャンプの指示に従う。
この順番が、成功する登山の方法だと思います。
で、今の鳩山政権を見ると、
❶ルートどころか、どの山を目指しているのかが見えない。
→ムダをなくす山なのか、福祉を重視する山なのか?
❷子ども手当てに高校の無償化などに伴う財政リスクを
明確にしていただきたい。
→外国人参政権を与えた場合にリスクはないと考えている
のでしょうか?国連決議に基づく自衛隊もしかり
❸明らかに準備不足だと思う。
→あるあると言っていた埋蔵金をしっかり捻出するための
準備をせずに中途半端な事業仕分けで財源は捻出でき
なかった。今後も疑問が残る。
❹連立政党、各閣僚のチグハグな発言は、チームワークを
全く感じられない。
❺ベースキャンプ=世論を無視していませんか?
→夫婦別姓や外国人参政権は、世論とは大きくかけ離れて
います。
財源を確保した上で、子ども手当てや高速道路の無料化、
暫定税率の廃止を行うべきだったのではないのでしょうか?
財源が捻出できなければ、先に増税を行うほうが、スッキリ
します。夫婦別姓や外国人参政権など、この国のあり方を
方向づける法案に対しては、総選挙で是非を問うていただき
たい。
目の前の山を準備もせずに、手当たり次第に強行登山を
行っているように感じてしまいます。
関連記事