議論…

何だかドタバタで党内も一致しないまま
消費増税法案が決定しました。

２～３日前の朝ズバで、５０時間も議論しているの
だから、さっさと結論を出せば良いと言っていました
が、５０時間の議論って、十分な時間なのでしょうか？

５％の消費税が８％、１０％を経て、やがては１６％
とも１８％にになるとも言われる消費税増税は国民
生活の財布を直撃する大問題です。
国民全員の生活を左右する大問題を民主党議員
だけで５０時間論議して法案決定が十分な議論だった
と思う人はどのくらいいるのでしょうか？

さらに、議論の内容は、「財政も厳しい、今決断しない
と将来に大きなツケを回すことになる」vs「マニフェスト
で消費税増税はしないと言ったんだから公約違反だ」
「今、増税したら選挙で負ける」
賛成派と反対派の感情的主張をぶつけあっていた
だけで、知的さも主知的根拠も何もない会議を続けて
いただけに見えます。

特に、山田前農相は、アフォ丸出し。TPPの時も絶対に
阻止すると言っておきながら、我々の主張を取り入れた
ので、納得するなんて勝手な解釈で引っ込み、今回の
消費増税だって、必ず食い止めるといいつつも、決議と
なれば造反なんてしないんだろうね。

川内博史議員もテレビで「増税は反対だが党員だから
採決では造反はしない」と堂々と言い放っていますが、
私は蝙蝠でございますと宣言している自虐ネタ芸人に
しか見えない。

さらに、野田総理は消費増税に政治生命はもとより、
命を懸けるとまで言い切った。
命を懸けるのなら、否決されたら、議員を辞職して、
さらに切腹でもしてこの世とオサラバするってことで
しょうか？
弁が立つのは、政治家として大きな魅力だと思います
が、立ちすぎると胡散くさいし、現実味を感じません。

東電の一方的な料金値上げに世論も政府も反発して
いますが、消費増税だって全く同じでしょ？
何の行財政改革も行わず、財政が苦しいから消費税を
一方的に上げて徴収します。

料金を払わないと、電気を止めるので、勝手に倒産して
ください。
消費増税を払えない人は、食べ物も買わずに、勝手に
餓死してください。

やっぱり、同じ。