浜岡原発防潮壁

山本@浜松市民

2012年03月24日 10:04


中部電に委託された外部の専門家で構成する検討会が
浜岡原発で建設を進めている海抜18メートルの防潮壁の
強度について、防潮壁を5メートル程度越える津波にも耐
えられる」との実験結果を公表し、川勝知事も「浜岡原発の
防潮壁が今回初めて、安全だと評価をもらった」と総評。


皆さんは、どう感じましたか?

防潮壁が完成すれば、原子炉建屋は津波を直接かぶる
可能性はなくなります。

しかし、福島第一原発のメルトダウン事故は地下のポンプ
室や外部電源が浸水し冷却機能を失ったことが最大の
原因です。

浜岡原発の敷地を防潮壁がぐるっと一周しているなら兎も角、
海岸沿いに一枚壁をつくったって、壁の左右から津波の海水
は入ってくるので、地下室はもちろん建屋も浸水します。
周辺の木々や内陸部まで到達した津波の引き波で、家屋や
自動車が防潮壁のない北側からじゃんじゃん流れてきて、
建屋に体当たりします。2重3重の外部電源施設にそれらの
漂流物と浸水があれば、福島と同じように冷却のための電源
を失い、水素爆発やメルトダウンを引き起こすことになります。

浜岡原発を小笠山の頂上にでも移設して、津波による浸水の
危険性をゼロにしたって、周辺で大規模停電が起こり、自家発
電に頼ることになり、外部発電のための燃料は、何か月分も
確保はできないでしょうから、メルトダウンの危険性は特段下が
るってこともないでしょう。

国が停止を要請(強制)し、周辺の市も永久停止を議決している
のに、1400億円もかけたパフォーマンス壁をつくり、中電が発注
した外部団体が安全検査を行い、静岡県も安全だと総評をするの
って、運転再開ありきの茶番劇そのものだと思いませんか?

私は、安全の担保にもならない防潮壁をつくるより、今すぐ再稼働
し、炉の中の燃料棒を燃やし使用済みにし、安全に廃棄したうえで
廃炉を行う方が安全の可能性が高いと思うのです。

永久停止=廃炉だという声と、防潮壁で安全だという認識って
いくら議論しても、絶対にかみ合わないと思うのですが?

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