大学生の就職内定率が過去最低となっているようです。
不景気で企業も積極的な雇用を行わない。求人をする
企業も、能力の高い即戦力になる人材を求めているから
無理もない。
のでしょうか?
大学を卒業(成人)した人間は、職に就き自らの汗で収入
を得て生活を自立し、納税するのが常識である。
といった昔の考え方がなくなっていませんか?
入りたいと思う企業を数十社受けて採用されなかったから
就職浪人でアルバイトをしながら自宅でプラプラする。
親もそれを了としていませんか?
何十社受けても採用されなかったということは、その学生の
能力に見合った企業を受けていないだけだというのも事実
なんだと思います。
就職=仕事に100%のヤリガイを求めている理想主義(悪く
言うと甘ちゃん主義)が多すぎやしませねんか?
就職=仕事は、収入を得て自立するための重要な手段であ
ると気づけば、働き口は見つかるのではないでしょうか?
せっかく大学まで出たのに、知られていない零細企業に就職
するなんてもったいない。という考え方がまかり通った時代で
はないのでは?と思うのです。
就職浪人して1年間アルバイトでつないだって、来年思いとおり
の企業に就職できる可能性はさらに低くなる。それが事実でしょ。
50社受けました。しかし、どこからも内定をいただいていない。
マスコミは大学生の就職難が景気のせいで政治のせいだと言わ
せたいがの報道をしていますが・・・
50社受けても採用されないのは、その個人の資質の問題か、
よほどお門違いの企業の門を叩いているだけなんです。
お坊ちゃま育ちのインテリ集団が、机の上で議論した理想の社会
は、実は、実現目標にはほど遠いってことなんでしょうね。
あと3年近くも策なし政権が続くと考えたら、生活の夢も消えうせる。