第二次浜松市行財政改革推進審議会
正直、微妙というか複雑な気がします。
8月よりスタート予定の第二次行革審の委員10名中、5名が
前委員で、固まっているようです。
スズキの修会長・商工会の中山会頭・ヤマハの伊藤社長・
ホンダの有高さん・アルモニコスの秋山社長の5名が再任
するそうです。
現状の浜松市、市長に改革の意思が薄いと、対抗馬を擁立
した経緯から、康友市長と浜松市に引き続き、チャックと提言
を行うことは、必要のようでもあるし、一歩退いて様子を見守る
ほうが良いのではとの疑問も残ります。
康友市長にとって、選挙の際に強烈な後ろ盾になったことは、
事実であり、このことが康友市長の言動に遠慮が出てしまう
気がするのです。
康友市長と行革審の目的は同じなわけですから、基本的な
方向に差異はないと思います。
しかし、優先順位や施策期間など細かな部分で、食い違いが
生じたときに、康友市長の想いが優先できるかが心配となって
しまうのです。
残り5名の委員選出を見守りたいと思いますが、行財政改革は
職員の理解と意識、そして市民の協力なくしては、まい進でき
ないと思うので、ズバッと切り捨てるべきものと、ジワっと浸透
させるべきことを上手に使い分けていただきたい。
全ての審議会は公開制で、康友市長にも出席いただき、何が
問題で、どう処理するのかを私のような愚市民にも分かりやすく
説明していただければ、ありがたいと思います。
ムダをなくし財政の安定化を図ることと、新しい街づくりに対する
市民の声(希望や提案)をきっちり吸い上げる審議会となって
いただくよう切望いたします。
関連記事