2008年07月02日
北脇前市長とオサム会長と康友新市長
長文・乱文をご容赦願います!
基本的に康友市長を応援している私のブログに、康友市長や
スズキの修会長への批判のコメントをいただきます。
合併→行革審→市長選挙→現在までの私の考え方を再度
ここへ書いてみたいと思います。
環浜名湖構想という、浜名湖を囲む市町村の合併話しが持ち
上がり、浜名湖が好きな私は、何となくスゴイ構想だなと感じる
とともに、同じ浜松市として成立するのかな?という不安も感じ
ました。
それが、いつの間にやら12市町村合併で政令指定市を目指す
合併話にすり替わり、北の果てから南の果てまでが同じ浜松市
になると聞いて、文化や経済の交流ではなく、行政の都合による
数合わせの合併だと感じるようになりました。
各市町村は合併を行い、組織を簡素化し、ムダを省き、体力をつけ、
自立できる自治体をつくることが目的の平成大合併だったハズが、
クラスター型都市構想という7つの区割りにより、ムダを無くすどころ
か、7つの区役所を設置し、職員数も削減されない、組織も複雑に
なるなど、本来の目的に逆送した合併となってしまったと思っています。
結果、同じ浜松市民という認識は弱く、各地区では文化・風習の継承
を訴え、予算の奪い合いが起こっているように見えました。
★ここが、当時の浜松市長&合併協議会の座長であった北脇さんに
不満を持ち出した理由です。
しかしながら、合併は成立し、新しい浜松市が誕生しました。
北脇市長の音頭とりで「大1次浜松市行財政改革推進審議会」が発足
しましたが、人選については北脇さんがオサム会長に一任したと新聞
記事で見て、行政による指名の人選では、全てOKのシャンシャン審議会
となる恐れもあるので、北脇さんは勇貴ある決断だなと感じました。
審議会がスタートしてみると、行政のムダが次々と暴かれ、このままでは
合併によって体力がつたハズの浜松市は、立ち行かなくなるのでは?
と感じました。行革審の鋭い突っ込みに感心し、聞こえてこなかった情報
も耳にすることができたと思います。
そして、行革審と北脇さんの対立・・・改革を先導する自らの決意を示す
給料問題が対立の決定打と記憶していますが・・・
昔の記事にも書きましたが、市民の生活を守りプライベートのない市長の
給料は安すぎると思っています。(今でも)
★行革審の皆さまは私が感じていた不満を行政に痛烈にぶつけてくれる
頼もしい存在だと感じました。
そして、鈴木康友さんへの擁立要請から市長選挙へ突入!
☆私は北脇さんと直接お話をしたことがありません。
☆私はオサム会長と直接お話をしたことがありません。
☆康友さんは、落選中の街頭演説で何度かお声を掛けさせていただいた
ことがあります。
★北脇さんのとった施策(クラスター型のバラマキ合併)と区役所新設
などのハコモノ、フォルテやザザの未解決問題に対して不満がある。
★康友さんの「ひとつの浜松」と「子ども第一主義」に共感を持った。
民主党時代から言い続けている「税金は1円もムダにしない」を
支持していた。
上記2点の理由から康友さんを応援しました。
といっても、後援会に入るわけでもなく、具体的なお手伝いをするわけ
でもない、個人レベルの応援です。(知人友人には熱く紹介しましたが)
選挙って、そんなレベルだと思います。
知っているから、好感が持てるから、知人に頼まれたから、といった
理由が、ほとんどの投票理由ではないでしょうか?
結果、康友新市長が誕生しました。
応援した人が市長になると、市政も何だか身近に感じてしまい、康友
市長を応援するとともに、疑問や不満は、このブログでぶつけています。
誰が市長でも同じだよ。という冷めた見方をせずに、小さい声でも連発
することが大切だと思っています。
で、現在。
第2次行革審がスタートし、様々な提言を行い、行政は根本的な対立を
することもなく、行財政改革を行っています。(ザザやフォルテの処理には
問題も残っているようですが)
ここで、ご批判の声を見ますと、「康友市長はオサム会長の言いなり」
ですとか「オサム会長が浜松市を支配している」などの声が寄せられます。
私は、オサム会長と面識もありませんので、真実は知りません。
ご批判をされる方は、オサム会長から「康友君は私の言いなりだよ」とか
康友さんから「オサム会長の言うことは聞くしかないんだよ」との話を
直接聞いたことがあるのでしょうか?
私は面識もないので、言いなりか言いなりじゃないかを判断基準にしま
せん。浜松市政のあり方に同じ方向を向いている人同士だから、話が
一致して当たり前だし、選挙に擁立しバックアップする際には、こんな
浜松市にして欲しい、実行してくれるなら応援するよといった約束事が
あるのも当たり前の話だと思います。
肝心なのは、康友市長が行っている改革、行革審が提言する行革が、
浜松市にとって、浜松市民にとって、有益なことか損失なのかだけが
賛同or批判の対象となるべきではないでしょうか?
もしも、オサム会長他、行革審の皆さんが解散しても、康友市長の
行財政改革が着実に行われていくなら、それで良し。改革がストップ
してしまうのなら、市民がダメだしを行う。それだけのことだと思うのです。
私は、康友さんの改革がストップしてまで、康友さんを信頼し応援する
つもりはありません。たぶん、康友さんを応援した人の90%以上は
同じ考え方だと思います。康友さんを応援した方々、いかがでしょうか?
逆に北脇さんを応援した人も、康友市長の行財政改革の具体的に
どこが不満なのか?オサム会長の言いなりだから面白くないなんて
根拠のない感情論は捨てて、冷静に判断すべきだと思います。
市民にとって良い改革は賛成。疑問があれば、ぶつけて回答を求める。
悪い改革ならNO!の声を出す。行政にとって都合の良いことは時に市民
の不利益になることもあります。その対立が生じた時には、市民が声を
発することが一番大切なことだと思います。その時に「オサム会長の
言いなり市長にNO!」では、あまりに幼稚すぎると思いませんか?
市民にとって不利益な改革が行われ、それがオサム会長の一存に
よるものだという具体的な事実があるならば、ぜひ教えてください。
まとまりのない乱文、失礼いたしました。
Posted by 山本@浜松市民 at 11:16│Comments(0)
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