2012年03月26日
維新の会=維新政治塾
昨日、一次選考に通過した2000余名の塾生が
第一回目の講座を受講しました。
6月までに5回の講座を受講し、論文と面接を行い
6~700名に絞り込み、最終的には次期衆議院
選挙に300人の立候補者を擁立しようってことです。
現職の市議会議員、医者から主婦まで様々な人が
受講料12万円を支払って集まったのです。
テレビの映像では、真っ赤なスーツを着た男性や
Gパン姿の若者も見受けられました。
テレビ報道では、受講者の熱がひしひしと伝わると
言っておりましたが、区長の公募に落ちた自動車屋の
おっちゃんもいて、インタビューの中で「塾生になれたが、
仕事もあるので塾へ通うのもなかなか辛い」と言った
回答をしていた。
月に1~2度の受講と仕事のどちらかを取るか考えて
いる人に大志があるんですか?と疑問に感じてしまった。
最終的に300人の候補者を擁立するのだが、選挙資金
は全て自前で用意しなくてはいけないらしい。自己資金で
選挙を戦ってこそ議員の自立であり、国会の自立であり
国の自立だと言うのが、橋下市長の理論のようですが、
国会議員の選挙となると2~3000万円はかかる。
供託金だけでも300万円ですからね。
こんな資金を自腹切れる人なんて、自ずと決まってくるよね。
医者、弁護士、道楽社長、宗教家(?)…
3000万円をポンと出せる人たちに庶民の暮らしや気持ちを
理解できるのでしょうかね?
道楽や名誉で政治をされても困るし、300人選ばれて立候補
しても90%は話題作りの捨て駒にされてしまうのでは?
と要らぬ心配なぞしてしまいます。(笑)
松井知事だって、親子2代に渡ってバリバリの自民党議員
なのに、維新の会へ転身。知事になった途端に道州制への
考えなど橋下市長と食い違いを見せたり、チグハグな言動が
見受けられます。
貧乏性の私は、大阪が都になったら、東京と大阪に挟まれた
静岡県の経済が沈んでしまわないかと心配しちゃいます。
受講料が年間12万円×2000人=2億4千万円ですよ。
集めた受講料で、中田宏とかが選挙に出たりしたら笑います。
50名の橋下ブレーンに高額な講師料を払ったら、笑います。
Posted by 山本@浜松市民 at 15:33│Comments(0)
│おやぢの天邪鬼