浜松市に生まれ育って

行革審でも問題視してきましたが、最後まで譲らなかった行政区割り。
他の政令市では２０～30万人でひとつの行政区としているのに、なぜ
浜松市は80万の人口で７つも行政区をつくったのでしょうか？

合併協議会時に「旧浜北市」が独立自治権を主張し、北脇市長がこの
条件を丸呑みしたことから、「浜北区ありき」で無理やり不均等で小粒な
クラスター型の区割りになったと聞きますが？

政令市は世界都市へのブランドだと話す北脇市長。同じ「ぶどうの房」
なら、粒の大きな巨峰やマスカットのほうが、ブランド力もあるのでは？

この７つの行政区誕生による市民への不利益は、新たな区役所の建設
やムダな職員数の確保、区協議会による予算の奪い合いや、利権の
絡んだ人選に発展する危険性があると思います。
合併前の市町村長の中には、区役所長へ天下り？が決定している方も
いるとの噂もありますが？（事実確認なし、信憑性不明です）

そもそも区役所を市民が利用することってあるのでしょうか？
住民票・印鑑証明などの市民サービスは、従来通り公民館などで受ける
ことが出来ます。区役所に出向くのは、建築や土木工事、小型バイクの
登録など一般市民には縁の少ないものばかりです。
もし、バイクの登録や名義変更を個人で行う場合があっても、即日交付
でなければ、公民館で処理を行えるのです。

さらに、いい加減なのは、地域の特色を生かした結果の区割りなのに、
５年を目安に合区（区を合併させて区割りを減らす）も視野に入れ再検討
すると言っているのです。
5年後に「やはり行政区は３つにします」となったら、ムダな区役所建設に
税金を流し込んだ責任は、誰が取ってくれるのでしょうか？