2007年02月18日
国民・市民の目線で・・・
テレビでは国会議員が「国民の目線で・・・」。出馬予定者の
パンフレットにも「市民の目線で・・・」の活字が躍っています。
上から見下ろされるのは、誰もが我慢ならないと思いますが、
国民・市民の目線って、いったい何処にあるのでしょうか?
経済力だってピンきり。生活スタイルも様々。政治に感心が
ある人も全くない人もいる。政治に対する信頼感も違います。
では、議員や出馬予定者がいう「目線」とはどこにあるのかを
想像すると、支援者の目線「思考」ってことになるのでしょうか?
ネット環境はもちろん、電話もないような貧困家庭。出歩くこと
のない寝たきりの方、社会から隔離されている障害者の方etc.
この方たちの目線で、国を、浜松市を、政治を見たら、どのよう
に見えるのでしょうか?
また、選挙権のない在日韓国人や日系ブラジル人の方の目線
で見たら、どのような街づくりが必要なのでしょうか?
「弱者を救う」と言いますが、本当に困っている人たちの生活実
態や要望を真正面から聞いたことのある人はいるのでしょうか?
いじめで苦しむ親子の叫びを直接聞いたことがあるのでしょうか?
仮に直接聞いたって、その方の本当の痛みを100%理解する
ことはできないでしょうね。
「産業の安定、企業格差の是正」と、ニコニコ顔で訴える先生は、
孫受け・ひ孫受けの零細企業に一週間でも良いから職場体験
をしていただきたい。障害を持った家庭の代理親を一週間体験
していただきたい。
国民・市民の目線のハズだった目から、ウロコが落ちると思います。
領収証の要らない経費が何千万・何億円も出てくる国会議員さん
は、弱者救済とかパート料金の最低価格云々など、論外の禁句
なのであります。
Posted by 山本@浜松市民 at 18:39│Comments(0)
│おやぢの独断と偏見