浜松市に生まれ育って

教育再生会議が提言しようとした「親学」が与党内での
反発を受け、あえなく却下されました。

（１）子守歌を聞かせ、母乳で育児。
（２）授乳中はテレビをつけない。
（４）ＰＴＡに父親も参加。
（５）インターネットや携帯電話で有害サイトへの接続を制限。
（６）企業は授乳休憩で母親を守る。
（７）親子でテレビではなく演劇などの芸術を鑑賞。
（８）乳幼児健診などに合わせて自治体が「親学」講座を実施。
（９）遊び場確保に道路を一時開放。
（１０）思春期前までに社会性を持つ徳目を習得させる
（１１）思春期からは自尊心が低下しないよう努める

まぁ、大きなお世話といえばそれまでですが、伊吹文科相の
「これを実践できる家庭は、極わずかだから実現性に乏しい」
的な発言をしました。
実現できるかできないかが問題なのではなく、こういった提言を
国として親に提言し施策しなくてはならない現状に問題がある
のです。現実的かどうかは別として、親と子の理想的関係を
考えるのが文部科学大臣の務めなので、上記の発言には、少々
ガッカリしました。

国を挙げての大々的な提言をするのか、地方行政や、学校・
地域で、静かに進めるのかの方法論を論じることなく、撤回
ではこの先、日本の将来は、ますます、崩壊に向かってしまう
気がします。

我が子を可愛がるという行為が、昨今それてきている気がします。
幼稚園の子どもの髪を染めたり、過激な服を着せたり・・・
親は可愛いからといいますが、子どもを着せ替え人形やぬいぐる
みとして扱っているように思えてなりません。
高価な服を着せる割には、食事はインスタントや惣菜パンで済ます
親を見ていると、どこかで国がガイドラインを引かなくては？