日本国政府の力では…

山本@浜松市民

2008年10月27日 14:51

朔日、麻生総理が秋葉原で応援お礼の街頭演説を行い、
1万人の観客を前に、景気対策、中小零細企業支援を
訴えていましたが、本日の株式相場は、バブル崩壊後
の最安値7100円台を記録。
円も連日高騰し、輸出型の日本企業は、追い込まれて
います。
景気対策、国民の生活が大切だから選挙なんかやって
る場合じゃないと力説しておりましたが、世界的な株
式の大暴落。ドル信用の墜落。原油生産量は、15%
を減産するということですから、再び価格は急上昇する
でしょうね。
政府が、2兆円の定額減税を行っても焼け石に水。個人
消費の伸び(各家庭が満額消費をしてもGNPの0.5%)
なんて期待できないし、それで景気が良くなるハズもない。
今後、政府がドル買いにいくらの税金を突っ込むのか、
知りませんが何百兆円突っ込んでもアメリカの信用は回復
しないし、日本が一文無しになってしまうでしょ。

国益=国民生活を最優先するなら、選挙を行い民意を問い、
その上で、改革すべきは抜本的に変え、守るべきは守る。
選挙で約束したことは、絶対に実行し、ムダづかいを徹底
的になくす。その上で、税の問題をしっかりと検討し、将
来に備える。ってことをして欲しいのです。

個人的には、政界再編や政局の混乱は望まないのですが、
将来の日本を支えるための屋台骨をつくり直すと言うのなら、
私も国民も少々の我慢はできると思うのです。

今、小さなあめ玉をもらうことより、10年後20年後に
痛いムチで叩かれずに済むことを望みます。

関連記事