近い将来に増税を行うと明言した野田氏が民主党代表
=95代目新総理となりました。
5名の候補者の中(に限って)では、最もマトモな人だと
思います。
輿石氏を幹事長に据え、民主党内の全権力を親小沢派
に委ねたことに批判もあるようですが、党内の金の割り
振りや選挙の進め方なんて、私たちの生活には関係あり
ません。政党助成金は税金ですが、所詮は民主党議員の
お腹に分配されるのですから、誰にどれだけ流れようが、
関係ないのです。
小沢グループの主張通り、マニフェスト堅持が党内決議と
なれば、自公との協力体制は皆無になり、何の法案も決ま
らず、復旧も政治も完全に止まってしまいます。
一方、自民党は、東日本大震災以来、政府の対応を徹底
批判して追い込んでいるように見えますが、対案は草案すら
出ていません。自民党が政権を担っていたとしても、目くそ
鼻くそどころか、全く同じ状況だったと思います。
復興のため一日も早く決議しなくてはならない、第一次・第二
次補正予算、特例公債法案と再生エネルギー特別措置法案
の合意条件に「子ども手当ての廃止」や「高速道路の無料化
の廃止」をするのは、余りにも醜い。
子ども手当て廃止⇒児童手当の復活するだけの話し
高速道路無料化廃止⇒もともと土日1000円にダンピングした
のは自民党だったハズ
大差のない、クズ政策を競い、撤回させて、鬼の首を取ったか
の喜びようは、何とも情けない。<特に谷垣と石原ね。
石破政調会長が自民党総裁になって、野田氏と
ねちっこくも
論理的かつ建設的な論戦を繰り広げたら、日本を救う妙案や
国民の大多数が理解できる折中案が生まれるかも知れない。
論戦もせず結論も出さないまま選挙をやっても、またまた自民党
にアホなチルドレンが沸くだけだのです。
国会を、国をダメにしたのは、上っ面の二大政党制とやらに踊ら
され、人気投票の如く
「人を見ずに投票を行ってきた有権者」が
原因なのです。