どう変えたら良いのか?
ユニバーサルデザインの街。
歩道には点字ブロック。公衆トイレも車椅子対応。
駅にはエレベーターや車椅子用のリフトを設置。
遠鉄バスだって、超低床型になってきている。
では、浜松市は障害のある方にとって暮らしやすい
街かというと、そうでもないらしい。
店舗や公共施設の障害者用の駐車スペースには
相変わらず健常者のクルマが堂々と停まっているし
横断歩道や階段で手を貸す人もあまり見受けない。
街中の歩道は放置自転車が点字ブロックを塞いで
いるし、駅や地下道のエスカレーターも係員が来る
まで随分と待たされているようです。
ユニバーサル・デザインよりユニバーサル・スピリット
の啓蒙を積極的に行う方が、大切なんだと感じます。
学校の授業に取り入れたり、自治会単位で講習会
などを開催していくのが良いのでしょうが、予算も
人も、ノウハウも大変なんですかね?
学校や公会堂・公民館などに、啓蒙のポスターを掲示
するだけでも、ある程度の効果は期待できるのでは?
以前、障害者用の駐車スペースにクルマを停めた若い
男性ドライバーに「アンタは心の障害者かね?」と言って
喧嘩になってしまったことがありますが、そこへ停める
ことが、いかに恥ずかしい行為かということ、どこかで
しっかり学習させるべきだと思うのです。
他人に迷惑をかける。ましてやその他人が障害のある
弱者(弱者という表現は嫌いですが)であることへの
恥ずかしさを取り戻して欲しい。
景気も悪ければ、外交もパッとしない閉塞感の塊りとなって
しまった日本ですが、心の温かさだけで飯は食えないが
生活に笑顔は少しだけ戻るのだと思う。
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