ゆとり教育のシワ寄

山本@浜松市民

2007年01月27日 09:51



何せ暇なおやぢですので、高校のPTA役員もしています。
昨日、年度最後の理事会と懇親会があり、先生といろいろな
お話しをさせていただきました。

北高や西高などの超進学高校では、さほどの問題はないが、
私の子どもの通う中途半端な進学校は、学習カリキュラムを
組むのに教師は大変苦労していると言うのです。

ゆとり教育による中学校の授業時間の削減により、中学校で
学び終えるべき内容が履修されていない場合が多いのです。

高校の学習カリキュラムをスタートする前に、中学校で学ぶ
べき基礎からはじめなければ、高校のステップに進めない。
結果、高校で教える内容が押せ押せで進行し、大学受験対策
に費やす授業時間がなくなってしまう。

北高や西高に入学する生徒は、中学校の教育課程はもちろん、
高校の1学期分くらいまでの学力を身につけてくるので、その分
大学受験対策の余裕が生まれる。
結果、大学受験時には、高校による学力の格差が生まれて
しまうのだと言います。
うーん。わが子の頭のデキだけの問題のような気もしますが(笑)

高校でもバカ親が、いっぱい出没します。
特に校則に対してのバカ親ぶりには、聞いてて涙が溢れます。
娘も年頃なんだからパーマを認めろとか、子どもの送り迎えに
携帯電話を認めろとか、体育の授業内容が厳しすぎるとか、
寒いからひざ掛けを認めろとか・・・

小中学校も高校も校則というルールがあり、そこで暮らす時間は
そのルールに基づくことが大前提。個人の権利や嗜好とは別物
だということを理解できないバカ親。
高校は、義務教育でないので、校則に納得できない子どもと親は
さっさと退学していただきたい。

最後の懇親会で聞いた教師のボヤキに、共鳴してしまいました。

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