2007年07月31日
教育委員会に信頼はできない
静岡県中部の公立高校教諭が、部活費82万円を横領し
個人の飲食費や洋服代に使っていたとして、静岡県教育
委員会は、この教諭を懲戒免職にしました。
ドロボウして懲戒免職なのは、当たり前のことです。
教育委員会は、この教諭の氏名を公開しないどころか、
全額返金と反省をしているので、刑事告発はしないとの
ことです。
ゴメンで済むなら警察要らないとは、正にこのことです。
遠藤教育長は、不祥事が根絶されるよう指導の徹底と
信頼回復に努めてまいりますとコメントをしましたが、
氏名を公表せず、闇に葬る行為で、どうして信頼回復が
できるのでしょうか?
不祥事が根絶されるよう始動の徹底とは、どんな指導を
するのでしょうか?
全教師に「ドロボウはいけませんよ」とでも指導するので
しょうかね?
教師の不祥事がある度に、杓子定規のコメントを繰り返
す教育委員会。
不祥事に対する厳罰化を叫びながら、氏名の公表をしない
奇妙な身内主義の体質。
ドロボウしたり、淫行したり、飲酒運転したりするバカ教師と
子どもたちを愛し、全力で教育現場に立つ大多数の教師を
ひとくくりにしてした考え方では、まともな教師は、ますます
嫌気がさしてしまうってものです。
教育委員会は、教師の監督指導を行うというのであれば、
教師の不祥事があるたびに、監督不行き届きの責任を取り、
担当者の減俸処分でも行うべきですね。
学校や教師に対しては、監督機関として威嚇し牛耳るのに
不祥事があれば切り捨てて幕引き。バカ教師の採用責任と
いうものは存在しないようでは、教育委員会の信頼も存在
しないのです。
机でふんぞり返り、学校長を呼びつけ、偉そうに訓告をする
のではなく、学校へ、教育現場へ足を運び、教師の意見や
子ども、父兄の意見に耳を傾けていただきたい。
Posted by 山本@浜松市民 at 08:49│Comments(0)
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