2007年08月27日
浜岡原発のプルサーマル計画
浜岡原発のプルサーマル計画実施を経済産業省が
許可を出し、必要性や安全性についてのシンポジウ
ム開催され、浜岡原発の耐震安全性が論議されま
した。
仮に、浜岡原発の耐震性が震度10でも耐えられる
構造であるとしても、東海沖地震発生時に大規模な
津波があったら、どうなるのだろうか?
施設のいたるところから、津波に放射能が流れ出し
溶け込む危険性はゼロなのでしょうか?
地震による「揺れ」と津波による「破壊」は全くの別物
です。付帯(耐震性の低い)施設が津波で押し流され
原子炉のある施設にぶち当たる=ビルの解体に使う
鉄球と同じ理屈ですよね?
原子炉のある施設の壁に穴があき、大量の海水(津波)
が流れ込み、放射能汚染される危険性は、多分にある
のでは、ないでしょうか?
その時になって、「津波は想定外でした」では済まされ
ない。浜岡原発(全国の原発)については、耐震性を
議論する以前に、立地(断層の上に平気で建設されて
いたり、津波の危険がる海辺)そのものを議論すべきで
はないかと思うのです。
資源の無い日本にとって、原子力発電は捨てることの
できない電力です。必要だからといって、安全性に目を
つぶったり、金をばら撒いて敷地を確保する進め方とは
別次元の問題です。
狭い日本国土の中で、最も地盤が安定している地域を
しっかり検討し、その地域の住民には、ひとりひとりが
納得していただける保障を行ったうえで、代替地域に
移動をしていただき、全国の原発を集約して建設し、電
力会社が合同で二重三重の安全運営を行うとか、日本
の原子力は根本から考え直す必要があるのでは?
Posted by 山本@浜松市民 at 10:46│Comments(0)
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