2008年01月17日
パブリックコメントへの対応
浜松市のHPに「浜松市商店街の活性化に関する条例」に
対する市民からのパブリックコメントの結果が掲載されて
います。
あれこれと商店街のあり方や郊外型の大型ショッピング
センターとの比較やインフラの整備などの提案が寄せられて
います。
これらに対し、浜松市の回答は「本条例は、商店街において
事業を営んでいる全ての事業者に、商店会組織への加入と、
商店会が実施する商店街の活性化に向けた取り組みへの
積極的な参加、協力を促すことにより、事業者、市民等が連携
したまちづくりの推進を図ることを目的とするものです。」と
提案の内容が条例に対するものではないと切り捨てているよう
に感じてしまいました。
また最後に「パブリックコメントにお寄せいただいたご意見は、
それぞれ条例を所管する課(本件については、担当課である
商工課)でその内容を検討し、修正条例案を作成します。」
提案をしてくれた方と担当者が直接会って、議論を行い、そこ
からプラスαの提案や意見を引き出すことはないのでしょうか?
寄せられた意見を元に、地区協議会や市民団体との懇談会を
設けたりはしないのでしょうか?
浜松市がミットをかまえ、市民がボールを投げるパブリックコメ
ント制度なのでしょうが、投げたボールを受けてお終い・・・では
キャッチボールになりません。何度かキャッチボールを続けること
により相手の球筋が見えてくるような気がします。
官民一体となって商店街を盛り上げ、経済の活性化と住民の
利を向上させようとするのなら、もう少しきめ細やかなディスカッ
ションの場をつくった方が良いのでは?と感じました。
条例だけでは、活性化につながらないと思いますが?
Posted by 山本@浜松市民 at 11:01│Comments(0)
│おやぢの雑記