2007年01月06日

まだ箱モノをつくり続けるの?その2



その2は、「バイク文化の情報発信基地」です。

北脇市長は、「バイクのふるさと浜松」として、バイクとバイクファッション、
レース、ツーリングなどのバイク文化に関する総合インフォメーション
センター(関連展示、物販、交流スペース)を中心市街地に建設する

と公約をしています。

私は、バイク大好きなので、基本的な考え方には大賛成!なのですが、
何故に中心市街地なのでしょうか?
バイク好きな連中が、「バイクの文化発信基地」に電車やバスを乗り継
いで訪れるハズないでしょ。自慢のバイクで行きたいのです。

中心市街地にバイクが集合したら、どうなると予想しているのですかね?
バイクの音で賑わい、老若男女が集い、中心部の活性化につながると
でも思っているのでしょうか?
上野のバイク街に、女性や子どもが歩いているのを見たことあります?
アメリカンバイクが集まる一角など、タトゥーのリアル展示会状態、
レーサーレプリカの集まる一角は集合管の爆裂音、スクーター軍団は
ケバケバしいネオン管と大音量の音楽を流し、スパトラの大合唱。

こんなものを中心市街地に建設したら、女性や子どもは通りから消え、
活性化どころか中心市街地は廃墟になりますよ!

お上品なノーマルバイクと美しいファッションしか入場禁止!にでも
するのでしょうか?(笑)昨日も書きましたが、ソフトや具体的なビジョン
を持たずして、「箱モノつくって活性化」は、行政のマスターベーション
であり、結果は予想外で、ツケは市民に回ってくるのです。

以前も書きましたが、浜松の中心市街地は、雑貨屋の向かいでパチ
ンコ屋が営業し、コーヒーショップの隣でポン引きの兄ちゃんがビラを
配り、呉服屋の隣におっぱいパブが営業をしている。
こんな状態で、誰を集めてどんな活性化をしたいのですかね?
そこへ、バイクの騒音が集まる「バイクのふるさと情報発信基地」を
建設するとは、とんちんかん行政もはなはだしいと思います。

「バイクのふるさと」をアピールするなら、全国展開をするべきですし、
アクセスや騒音などを考えたら、浜松I.C.の産業展示館を改築して
つくるのがよろしいかと思います。
あっ、産業展示館の敷地には利用頻度の少ない東区の区役所が
新設されるのでしたね。


となると、「まつり会館」でも、再利用しましょうか?





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この記事へのコメント
そんなセンターを作ったらバイクの騒音は間違いなく問題になるでしょうから、建設する場所も考慮しないといけませんね。
ましてや普段静かな農業地域などに作られたらたまったものではありません。
I.C付近はいいですが、まつり会館は?です。
いずれにしろ、徹底的な防音対策はしてもらわないと困りますね。
Posted by ガリ at 2007年01月06日 18:23
>ガリさん、こんにちは。

浜松をどんな街としたいのか、市外・県外からは
どんな街に見られているのか、見られたいのか?
をしっかり見据えた上で、計画的なビジョンを持って
いただきたいですね。

まつり会館は1号線を利用するので、騒音や
渋滞も避けることができます。
浜松→まつり会館→浜名湖へとツーリングを
兼ねたコースとしては、ライダーにとって魅力的
だと思います。<近隣住民の迷惑はありますけど。
Posted by 山本@浜松市民 at 2007年01月06日 19:25
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まだ箱モノをつくり続けるの?その2
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