2007年03月16日
隠す・・・
昨夜、NEWS23で東京都知事選挙立候補予定者の
公開討論会を放送していました。
東京都のオリンピック誘致では、東京都が450億円程度
を歳出し、残りの4500億円は国民の税金でまかなう予定
だなんて、初めてしりました。(汗;)
日本国内なら、どこで開催しても同じなんでしょうけど。
また行政の情報公開ランキングでは、東京都は失格扱い。
これに対し、石原都知事が都外から商業利用目的での
情報公開請求も50%程度あるので、職員の労力(税金)を
ムダに使うことになると反論していましたが、そもそも情報公
開に対して職員がムダな労力を使う部分は、個人名や場所
をベタベタと黒く塗りつぶす時間だと思うのです。
求められた情報を検索して、プリントアウトまたはコピーを
とって渡すだけなら、たいした労力も必要ないのです。
地方行政の情報に国家機密や外交問題に発展する情報が
あるとは思えませんし、せいぜい職員の指摘流用や談合の
実態が暴露だれるだけでしょう。
首長も議員も、情報公開の必要性を訴えるのなら、役所内
の全ての帳簿・資料・稟議書・領収証の類をいつでも自由に
閲覧できるようにするべきだと思います。
公的機関なのですから、こちらの身分をきっちり証明すれば、
どの課のどの職員の机の引き出しですら、見せても構わない
のが、理想の姿だと思います。
情報公開の請求をしても、マジックで塗りたくった資料を渡され、
公開しましたでは、納得できるハズがありません。
地方公務員法第6節で、すべての職員は全体の奉仕者として
公共の利益のために勤務し、且つ、職務の遂行に当たっては
全力でこれに専念しなければならない
と明記してあるのですから、公共のために会合を行い、飲食を
したり、視察に出かけたりしているハズですから、氏名を塗りつ
ぶす必然性なんて全くないのです。
不適切な処理や、私的流用をしているから、マジックで塗りつぶ
さなくては、ならないのでしょうね。
情報公開・・・リップサービスだけの真っ黒資料ではなく、堂々と
全てを提示できる健全行政になっていただきたい。
※オリンピック誘致、東京都の情報公開請求に対する数字が
間違っていたら、ゴメンナサイ。寝ると昨日のことを忘れてしまうので。(笑)
Posted by 山本@浜松市民 at 07:43│Comments(0)
│新・浜松市に望むこと