2008年05月30日

民意を無視する地方行政

ガソリンが安い方が良いのか、道路をつくった方が良いのか?
国民的議論を呼んだ「暫定税率の延長問題」。
世論の7割が、暫定税率の延長に反対し、ムダな道路をつくり
続けることに反対しました。

なのに、なのに。
全国の首長は、道路予算がなくなると、国に暫定税率の復活
を強く要望しました。
確かに予定していた道路工事がストップしてしまうことは、地方
行政にとっては痛手だと思いますが、その地方の住民の7割は
道路工事必要なしと言っていたのです。
住民に必要がなければ、工事をストップしたって地方行政にとって
何の問題もないハズ。
決めた公共工事は、何としてでもやり抜きたい。まさにお役所の
都合で暫定税率復活を要望したことになります。
地方行政は、住民より行政のメンツと施工業者を優先したとも
思えてしまいます。

そして、今度は…
お年寄りの8割以上が怒り反対している「後期高齢者医療制度」
の海底反対と継続を市町村長と広域連合が陳情をしています。
理由は、高齢者からもしっかり負担をいただかないと、財政が
破綻しかねない。年金からの天引き制は、行政の作業負担を
軽減して楽チンだ。ということなのです。

確かにお年寄りの割合が多い市町村では、財政難が予想されます。
だからといって、姥捨て山の後期高齢者医療制度の継続を求める
のではなく、抜本的な医療制度の「再改革」を求めることが地域
住民の幸せと健全財政を考える地方のあるべき姿なのでは?

地域住民の幸せな生活を第一に考え、地方から国に提案を行う
ことができないようでは、いつまでたっても地方行政の自立など
あり得ないと思うのです。

成熟していない地方行政に財源を一般化して分配したら、住民の
希望など無視して、公共事業に明け暮れたり、ハコモノをつくって
自己満足したり・・・そしてバタバタと破綻してしまう地方が続出
してしまう危険性がる気がしてなりません。  


Posted by 山本@浜松市民 at 09:38Comments(0)おやぢの独断と偏見

2008年05月29日

だけど、腐るのは止めとこう!

毎年毎年3万人以上の方が自殺をしています。中でも弱者と
言われる無職の方、60歳以上の方が圧倒的な割合を示し、
その理由も健康問題と経済・生活問題が70%を占めています。

最近では、「死刑になりたい」という理由で他人を殺害するなど
の凶悪犯罪も目に付くようになりまた。

お気楽な私でも、人生47年を過ごしていれば何度となく壁に
ぶつかったり、悩んだり、金欠に喘いだり・・・
現在は体調不良により、ヤル気も衰退気味でして・・・(笑)



そんな時、励ましてくれる歌が、愛する憂歌団の「嫌んなった」。
♪嫌んなった もう駄目さ だけどクサるのは止めとこう
 陽の目を見るかも この俺だって♪

失恋の歌なのですが、人生山あれば谷あり。一生どん底人生を
過ごす人はいないのです。どん底だと感じていても、楽しい出来事
もあるはず。いつの日か幸せを感じる瞬間もあるだろう。
逆に言えば、一生涯、幸せを感じて生きることができる人なんて、
ほんの一握りってことですよね。他人から見たら、何不自由のない
方でも、本人だけにしか判らない苦悩もあると思います。

腐るなかれなんて偉そうなことは言いません。腐ったときは1年でも
2年でも徹底的に腐っちまいましょう。人生80~90年もあるのです
から、たったの1年や2年足踏みしたって、大差ないんです。

石器時代から始まった人類の歴史や、地球の誕生の歴史から見たら
個人の人生なんて、ほんの一瞬に過ぎないのですから、わざわざ
自らの手で命を絶つ必要も価値もないのでは?

政治が悪い、周囲が悪い、友達が悪い・・・と思ったのなら、声を上げて
変えていきましょうよ。死んだって、周りの悪は無くなりません。

死んで花実が咲くものか・・・です。icon19  


Posted by 山本@浜松市民 at 09:55Comments(4)おやぢの雑記

2008年05月28日

多重人格は別人なのか?

渋谷で起こった妹殺害・死体損壊の罪で問われた武藤勇貴
被告にビックリ仰天の判決が下りました。

殺人については有罪。しかし、死体損壊については無罪とし、
求刑17年に対して懲役7年の判決です。
理由は、死体損壊の方法が隠蔽のためとは理解できず、被告
には1ヶ月以上前から解離性同一障害(多重人格)の症状が
見られたことを受け、心神喪失状態にあったとして責任能力を
否定したものです。



解離性同一障害というものが、どんな症状で、別人格が現れた
時に本人の意識・心がどれほどあるのか・・・私には想像すら
できませんが、今回の判決は釈然としません。

通常の人格を持った武藤A被告の殺人行為を有罪とするならば、
死体を左右均等に切り刻んだ別人格の武藤B被告も有罪となる
べきで、その別人格A・Bは共に武藤勇貴という1人の人間である
のですから、多重人格分(1人で2人分)の罪を問われるのが、
理解しやすい判決のような気がします。

私の血液型はAB型で、友人からは二重人格だと笑われます。
周囲を気にせず突っ走ている自分と、些細なことを気にして一歩が
踏み出せないでいる自分を感じるときがあり、心とか性格とかって
不思議なものだなぁと思うのです。

裁判員制度が目前となり、様々な凶悪犯罪に対しての判決を見る
度に、自分だったらどう感じてどう判断するのか・・・
なるべく、そんな目で報道を見るようにしています。

もしも、あなたが裁判員となり今回の裁判に参加したのなら、どんな
判決をするのでしょうか?  


Posted by 山本@浜松市民 at 11:11Comments(0)おやぢの雑記

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おやぢの自己紹介
山本@浜松市民
山本@浜松市民
浜松の土地柄も人も大好き。
政令市になっても、田舎なら
ではのつながりを大切にした
い悪党面のおやぢ。
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