2008年03月31日

行革審が補助金改革を提言

バラマキと辛口批判もある補助金制度。

第8回行財政改革推進審議会で、補助金改革に触れ
20年以上続いている補助金に対しては、全て廃止を。
新たな補助金に関しても5年を上限とする終期で制定
するよう求めました。

一般市民の私たちからすると、ムダな補助金、慢性化
している補助金は廃止するってのは、非常に耳障りが
良いのですが・・・

補助金を50年以上受けている団体が、幾らの補助金で
何を行い、市や市民や環境のためにどう役立っているの
かが判りません。本当にムダな補助金なのか、活きている
補助金なのか?そこを議論せずに廃止では、民主党の
暫定税率廃止と同じような気がしてきます。

また、新たな補助金も5年間で打ち切るのでは、その団体
(非営利がほとんどでしょう)の活動も5年間で打ち切る。
ってことになるのでは、ないでしょうか?

例えば、「堤防を美しくする会」なるものが発足したとします。
補助金で、カマや花の種を購入します。
5年間で補助金を打ち切られたら、後の運営費は参加者が
自己負担で、カマや花の種を購入して、さらに無償ボランティア
として堤防の美化運動を続けるろということになってしまいま
せんか?
仮に、補助金の一部が草刈をした参加者のお茶代として
捻出されたとしても、ムダな使われ方と言えるのでしょうか?

補助金対象の団体の活動を吟味した上で、年数や金額に
関係なく、ムダか活きているのかを判断したほうが、市や市民
のためになるような・・・そんな気がします。

市民による様々なボランティア団体や活動・・・
現場で汗水流しているのは、社長さんではなく、質素な暮らしを
している小市民ばかりですわ。  


Posted by 山本@浜松市民 at 09:48Comments(0)おやぢの天邪鬼

2008年03月28日

新銀行浜松の創設を願う

暴君と化した石原都知事が破綻寸前の新銀行東京に
400億円の税金投入を可決し、話題となっておりますが、
もともとの試みには、共感できる部分もあります。

貸し渋りの銀行から中小企業を救うための措置であった
のですが、行政からのプレッシャーと、ずさんな経営陣
のために、企画倒れになってしまったのでしょうね。
400億円の追加出資をしても、無理やりの延命治療を
行っているようなもので、破綻は秒読みだのでしょうね。
あわよくば、石原知事の任期中まで破綻しなければ・・・
といったところでしょうか?

浜松市も、康友市長が様々な行財政改革を断行していた
だいたお陰で、ムダな歳出をかなり抑え、健全化に向かって
突き進んでおります。
そこで、零細企業・個人事業主が地場産業の底辺を支えて
いる浜松市ならではの特別融資制度「新銀行浜松」を検討
してはいかがでしょうか?
折りしも円高でメーカーはさらなるコストダウンを強いられ、
そのシワ寄せは下請け→孫請け→零細企業のひ孫受けに
くること間違いありません。
今まで、苦しいながらもお金が回るだけマシと仕事を請けて
いた末端下請け企業も、これ以上のコストカットを強いられては
廃業の道を選択するしかないのでは?と心配しています。

そこで、設備投資と短期(例えば6ヶ月)の運転資金に限った
無担保の貸付を行っていただける公的窓口があったら・・・
商工会議所の保証人制度などが充実している浜松市ですが、
商工会議所のメンバーにもなれない(会費の余裕が無い)零細
企業は星の数ほどあります。
零細企業や個人事業は、倒産しても社員がゼロまたは少ない
ので失業者や景気に影響は少ないと思うかもしれませんが、
浜松市の地場産業の底力は、零細企業にあるハズです。

何とか、知恵をしぼっていただき、零細企業に救いの手を差し
伸べていただける上手い方法はないものでしょうか?  


Posted by 山本@浜松市民 at 15:41Comments(0)おやぢの雑記

2008年03月27日

福田総理、一般財源化を明示

21年度予算から道路特定財源を一般財源化し、道路計画も
10年から5年スパンにして、ムダを見直していくと記者
会見を行いました。

暫定税率を含むガソリン税53.8円の増減には触れなかったが、
税率も下げざる得ない状況でしょうね。

来年度に関しては、国民の混乱をなくすために、現状の税率
と税法で予算を通すよう、野党に話し合いを求めました。

さてさて、どうする民主党。
暫定税率の即時廃止を訴えている民主党ですから、協議にも
応じないのか?国民生活を混乱させないために協議に応じる
のか?

民主党が政府案の協議に応じ、合意した場合、到底財源の
一般化や天下りの監視、ムダつがいの廃止など、道路関連の
実績は与党に油揚をすくわれてしまうことになります。

なので、民主党が協議に応じない場合は、この問題を政局の
具にしていたと批判を受けることになり、協議に応じて合意
した場合は、自民党にお手柄を与えてしまうという苦しい
選択にせまられた訳ですね。

大人の民主党を見せることができるのか?
ぶっ壊しの小沢党で突き進むのか?

今年度終了まで、あと5日。見逃せない攻防が続きます。

でもって、あれだけ暫定税率反対、特定財源の一般財源化反対
と叫んだ各都道府県の知事、康友市長を含む、各自治体の首長
の身の振り方にも注目ですね。

首長の立場からすれば、一般財源化したうえで、地方に分配して
もらい、必要な分野に必要な予算を使えるほうが良いに決まって
いるのに、特定財源維持を叫んでしまった声を、どう火消しする
おつもりなのでしょうかね?(笑)  


Posted by 山本@浜松市民 at 16:28Comments(4)おやぢの独断と偏見

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おやぢの自己紹介
山本@浜松市民
山本@浜松市民
浜松の土地柄も人も大好き。
政令市になっても、田舎なら
ではのつながりを大切にした
い悪党面のおやぢ。
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