浜松市に生まれ育って

  

オサム会長は浜松市を私物化している。会長には、誰も逆らえない。
そのオサム会長が擁立したから、鈴木康友さんは市長選に出馬を
決めた。
だから、康友さんの出馬動機は不純であり、応援できない。

そんなコメントが何度かありましたので、私的な考えを再度、投稿
させていただきます。

☆選挙は当選してこそ、想いを力を出せます。落選したら行政の運営
　なんて、できるハズもありません。
　今回はスズキ、ヤマハ他、多数の企業が出馬を要請し、相応の票が
　見込まれます。勝てる可能性があるから、出馬する。想いは浜松を
　日本を良くしたい。税金を１円たりともムダにしない。この志を実行し、
　政策力を発揮したい。これが、どうして不純なのでしょうか？

　勝てる見込みも全くない選挙に挑戦すれば、満足するのでしょうか？
　浪人中で、何の力も発揮できずに過ごしていれば、満足なのですか？
　それこそ、康友さんの人生をオモチャにしているのでは？

　康友さんの人生は、康友さんだけのものであり、その道は自分で
　切り開いています。どの時期をチャンスや転換期だと捉えるのか、
　進むのか、立ち止まるのか、戻るのか・・・康友さんの人生ですから、
　康友さん自身が決断しているのは、当たり前のことです。
　オサム会長に進められたから、容易にＯＫできるほど、政治家の
　信念は弱くありません。と信じています。

　応援するか、しないかは個人の自由です。その理由も自由です。
　しかし、応援する対象は、オサム会長ではなく、北脇さんか康友
　さんということを冷静に考えてください。

☆スズキの会長は、行政にクチを出しすぎ、浜松市を私物化している。
　以前も書きましたが、存在がでかいだけに、発言が注目されるのは
　仕方のないこと。しかも、一般市民とは天地の差がある超高額納税
　企業ですから、税金のムダ使いには、ことさら敏感になるのも当然
　でしょうね。一般市民の市民税が幾らで、他の市町村と比べて幾ら
　高いのか、上下水道などの公共料金はどうなのか？確実に把握して
　いる市民が、どれくらいいるのでしょうか？＜私は知りません。

　５７００億円の借金を現実に想像し、どう減らしていけばいいのかを
　考えれますか？＜私は５７０万円の借金でも想像もできません。
　浜松市の現実を的確に把握し、危機感を持っているから、あれこれと
　クチうるさく提言しているのだと思います。

　スズキ（会長個人も企業も）を感情的に憎むのは、それぞれで結構
　なことですが、スズキと関連企業が、浜松市を出て行ったら、浜松
　市の税収はどれほど深刻な状況になるか、ご存知ですか？
　スズキ本社と子会社だけでも、４０億円の税収が消えます。
　関連会社も移転すれば、浜松市の人口は何千、何万人規模で減少
　します。税収が激減し、人口が減れば、浜松市の体力は衰退し、
　税金や公共料金は高くなり、市民サービスは低下します。

　スズキ・ヤマハ・ホンダとは、好まざるとも、私たちの生活に深く
　関わっているのも事実では、ないでしょうか？
　本来なら、トヨタ市や広島市、鈴鹿市のように街をあげて、企業と
　相互関係をつくり、行政は「民⇔官⇔企業」の良い関係を構築する
　ことが、街の発展であり市民の豊かな暮らしにつながるのですが、
　北脇市長はこれを怠った。＜というより、拒否した。

　これを企業（スズキ）と北脇市長のケンカだと見るならば、どちらに
　非があるのでしょうか？私たちの暮らしに直結する大問題なので、
　ケンカ両成敗などという、甘い感情論では済まされません。

　北脇市長は、企業の流出に対して、地場振興産業の転換期だと
　言っていますが、ならば、どんな産業を誘致するのか、具体的な
　見込みはどこまであるのかを明確にするべきだと思います。
　加えて、既存する浜松の企業とのしがらみを断ち切るためと言う
　なら、スズキを浜松市から追い出すべきでは、ないでしょうか？
　当然、４０億円の税収の穴埋めは、責任をとっていただきます。

★続編は明日、書きます。  

浜松市立動物園と（財）公社であるフルーツパークが、平成２０年度を
目標に統合（浜松市が吸収）するようです。

この統合内容というのが、フラワーパークの資産（土地と草花）を市へ
移管し、入場の一本化を行うというものです。

赤字つづきのフラワーパークを「花博」や「モザイカルチャー大会」に
便乗して施設改善の予算（税金）をフラワーパーク公社につぎ込んだ
うえに、最終的には資産を浜松市に移管するということは、公社は管理
などの事業委託を受けるということでしょうから、人件費などの支出に
利益を乗せて委託を受ければ、確実に公社は黒字経営となります。
この黒字でフルーツパークの赤字補填を行うという算段なのですかね？

隣接しているから統合、入場の一本化（入場料の値上げ）で、はたして
来場者は増えるのでしょうか？

市民サービスとしての事業なのか、観光事業として黒字経営を目指す
のかを明確にしていただきたい。
観光事業として、舘山寺地域一体としての観光客の誘致と観光産業の
育成を行政が大黒柱となって行うつもりがあるなら、隣接しているから
入場を一本化などという、みみっちい発想は捨てて、敷地全体を大造成
し直し、県内最大の動植物園に生まれ変わる必要があるのでは？

フィッシャーマンズワーフの記事でも書きましたが、行政が観光事業を
行うなら、民間にできないほどの予算をかけて、街ぐるみで徹底した
観光化を行うか、場所を提供して計画から運営までを民間にお任せする
しか成果は出ないと思うのです。

既存するハコをちょろちょろと加工した程度では、地元民でさえ目新しさ
を感じませんし、全国的にみたら魅力のかけらもありません。

どうも浜松市は観光分野では、話題づくりが下手に思えます。

観光は外貨（市外）獲得、しかも現金収入という魅力ある事業ですから、
やるなら大胆に徹底的に開発していくのが良いと思います。

逆に、フラワーパーク公社の赤字もみ消しのための統合なら、公社は
解散し、役員も辞任するなりの責任をとっていただきたい。  

４月に行われる統一地方選挙で、現在「西区」と「南区」で
立候補を表明している方が定数の２名づつしかいません。

このままだと、無風となってしまいます。
選挙（投票行為）を行わないということは、住民の意思表示
ができないということです。
その行政区の現職の県議の先生が、いかに立派で区民に
信頼されていようとも、新しい考え・別の意見と比較できる
チャンス（選挙）があり、その結果、再選してこそ区民の信任
を得たという事実が生じると思います。

また、市議会議員選挙においても、新しい浜松市のスタート
には、もっと多くのいろいろな考えの方に立候補していただき、
議論していただきたいのです。
お互いの政策をぶつけ、有権者が建設的な議論しあうことで、
新しい浜松市の将来に対する意識も芽生えますし、本当に
的確な人を議会に送り出し、議会で民意が反映される政治が
実現していくのだと思います。

市議会も県議会議員選挙も浜松市に住民票のある方
でしたら、どの選挙区からでも立候補できます。

浜松市をもっともっと良くしたい！

市議会から、県の立場から、康友さんを応援したい！＜私的な条件

とお考えの方、ぜひ手を上げていただきたと思います。


また、選挙って、どうやったらいいのか？すごくお金がかかるの
では？など分からないことだらけかと思います。

志を持ち、真剣に県・市議会にチャレンジしてみたい！という方が
いらっしゃいましたら、『負け組みおやぢまでメール』をください！

私は無党派なので、政党は問いません。
詳細は秘密ですが、微力ながら、きっとお力になれますよ。