浜松市に生まれ育って

名古屋市長選挙で、元民主党亜流の河村たかし氏が
当選しました。

最大の公約は
「市町の給料、年間８００万円」と「市民税１０％減税」
脱貴族・庶民政治を訴えての当選でした。

最近の選挙＝特に首長選挙は、職員の手当てなどを
カットするために、自らの給料や退職金を減額・廃止を
するのが流行のようでして…

私は、この部分には、賛成できないのです。

民間よりやや高くても、職員は公僕として一生懸命働い
ていただいた方が、安くしてサボられるよりマシ。
首長に関しては、２４時間３６５日、市民・県民のために
奔走するのですから、３千万円でも安いと思うのです。

名古屋市のような巨大都市の首長として、奔走し政策の
失敗、職員の失態に対して責任を担うのに、年収８００
万円では、変人の次に手を上げる人がいるのでしょうか？
と思うのです。

さらに、市民主体でこんな街をつくっていきます…。
と、市民主体を訴える割には、市民には、こうして欲しい、
こんな気持ちでこんな行動、協力をして欲しいという項目
がひとつもない。

行財政改革・経費削減だけで、市民・県民が、ドーンと豊か
になるのだったら、これまでの行政（職員）やチェックをする
議会は何をやっとったのかという、完全否定になるわけで、
子育て・教育・医療・福祉の手落ちが職員や議会だけのせい
ならば、総辞職し、ゼロスタートすべきじゃないの？なんて
極端な考えもできてしまいます。

私は、直球おやぢなので、
本気で、その街を良くするためなら、行政はこうする。
しかし、市民もこうして欲しい。
という、公約・政策を掲げるべきではないのか？と思うのです。

市民税１０％削減なんて、バラマキ公約にしか見えなかったなぁ。