浜松市に生まれ育って

  

浜松市鍛冶町のイトーヨーカ堂が撤退した後に
場外馬券売り場を誘致しようとなりました。

現在営業中の「エクセル浜松」です。

中心部にギャンブル好きのおっさんが集まり、
周辺の治安や環境が悪化するのではと懸念の
声がありましたが、誘致側は『有料定員制の
高級ギャンブル場だから、治安や環境の悪化
の心配はない』ってことだったと思います。

で、昨年８月のオープンから、たったの半年で、
今秋には、無料の場外馬券売り場が同じビルの
３階に誘致決定してる！

浅草の場外馬券場をご存知ですか？
朝からビールと焼き鳥片手に、路上に座り込み
予想新聞で盛り上がるおっさん達。周辺には
もつ煮込みの屋台（的な店）が並び、路上には
外れ馬券が散乱しています。

４階が高級会員制の馬券売り場で３階に無料
馬券売り場を開設するなら、空いている地下を
飲み屋街にし、２階に競艇・競輪の場外売り場、
５階に風俗営業でも詰め込んで、勝者は６階の
ホテルにレッツゴー！(笑)

かじ町プラザを浜松イチのギャンブル＆ピンクビル
にしては、いかがだろうか？
ついでに、田町・連雀などに点在する怪しいお店を
このビルに強制移転させていただければ、市民も
安心ですかね？

松菱跡、新川駐車場跡、かじ町プラザ…と再開発の
デベロッパーさんは、浜松に愛着がないんでしょうね。  

水を差すようで申し訳ないのですが…

「本家」ってのは、一門・一族の主となる家筋のこと。

浜松の中心部に、その本家の本店が移転してきたと
ニュースを見て、ビックリしました。

そもそも、鶏ちゃん料理とは飛騨地方の郷土料理で
各家庭で味付けも違ったりするもの。
まぁ、店名ですから何でも良いのかもしれませんが、
鶏ちゃんの王道を行く味付けなのかなって勘違いを
してしまいますよね。

下呂で、鶏ちゃん料理の老舗であり、美味いと有名
なのは、「まるはち食堂」。

う～ん、微妙。

浜松には、鶏ちゃん料理が食べれる店って聞かない
から、新しい味覚としてはOkかも。

だから、機会があったら、行ってみよーっと！(笑)  

民主党政権が誕生して２年半。

総理大臣は「私の責任で」と力強いフレーズをつけて、
政治判断をしてしてきました。

しかし、お二人の総理大臣は、１年弱で辞めました。

野田総理も「最終的には政府の責任で判断する」と
仰りますが、残念ながら民主党政権は、最長でも
残り１年半しかありません。
１０年・２０年将来のことを、１年半の命の方たちに
決めて欲しくありません。

「責任」って便利な言葉なんですね。

①立場上当然負わなければならない任務や義務。　の意味
②自分のした事の結果について責めを負うこと。　の意味
③法律上の不利益または制裁を負わされること。　の意味

政治家の言う「責任」は①の意味だけで、②の結果に対する
責任は絶対に負いませんし、③の民事・刑事責任を科せられる
こともないのです。

政治家の言う「責任」は「やり逃げ」の意味だったんですね。  

浜松市長が２００７年初当選時にかかげた都市
ビジョンです。来年度は、６０００万円程度の予算
がつけられ、企業や市民団体の音楽・アート活動
に最大１００万円の補助や子供の才能を伸ばすIT
講座を開催したりするとのこと。

で、これまで浜松市が策定してきた都市ビジョンは
1960 「活力ある豊かな市民生活への道」
1975 「秩序ある都市の実現」
1981 「豊かな人間都市づくり」
1991 「産業と文化の調和ある豊かな人間都市」
2001 「技術と文化の世界都市・浜松」
2007 「技術と文化の世界都市・浜松」
　　 　「環境と共生するクラスター型都市･浜松」
となっていましたが、何をどこまで達成できたのか、
何がどんな理由で達成できなかったのか、また
達成できたこと、できなかったことによる市民生活
への影響や行政の責任について、何らかの説明
はあったのでしょうか？

選挙でビジョンを掲げた市長が落選し、新市長が
新しいビジョンをつくった時点で、オールナッシング
になっているのではないでしょうか？

もちろん、ビジョンが間違っていた・達成できなかった
という理由で落選したならば、責任を取ったという
見かたもできますが、役所は何の責任も取っていない。

例えば、康友市長の都市ビジョンの重点戦略のひとつ
に、文化が都市の活力を生む「創造都市」の実現と
ありますが、文化とは何を指しているのでしょうか？
来年度の予算に表わされているように音楽・アート
だけが浜松市の目指す「文化」なのでしょうか？
地域で受け継がれている文化も立派な文化。
バイクだって産業であり浜松の文化と言えるかも
知れません。遠州焼きなどのB級グルメのたぐいも
文化と主張する人がいるでしょうね。

で、そんなんをひっくるめてしまうと、マルチ文化に
なってしまい、寄せ鍋のように浜松市が何味なのか
が解らなくなってしまいます。

何かを育てるのなら、別の何かを思い切って切り捨てる。
その結果、浜松市は、こう変わる。市民生活・意識は
こう変わるという具現的な構想が都市ビジョンであり、
賛同する市民が積極的に参加＝協働となる気がします。

まだ浜松らしい、浜松ならではの文化が見つからない。
音楽だけじゃないハズだから、色々な文化事業に積極的に
行政が応援をして一緒に模索していきましょう。
で、市民みんなが参加して模索することが「ひとつの浜松」
の大きなきっかけになれば…
あたりが、市長の本音だとすれば、大いに結構なことだと
思いますが。  

一昔前に大論争となった国民背番号制ですね。

背番号制の論議の時は、プライバシーの侵害に
なるのと、どこまでの情報を掴むのかが心配で
反対していましたが、市民カード持つようになって
からは、考えも大幅に軟化しまして…

まともに税金を納め真面目に暮らしている人には
反対する理由もない制度だと思えるようになった。

で、今回のマイナンバー導入の要因は、年金給付
などの公的給付に対して所得制限を付けていく際の
重要なベースデータづくりなんですね。

生活保護の不正受給をしている悪ーい奴らを摘発
できるのも、心情的にはメリットのひとつです。

病歴や所得が透明化され、役人が個人個人の生活
スタイルなどを分析されても私は構いませんね。
むしろ、重病や破産につながる前に分析して指導して
いただけたら、結構なことじゃないですか。(笑)


で、納得いかないのが予算と維持費

従来のシステムの整備に3,200億円
情報管理組織の立ち上げに700億円
ICカードの開発・配布に800億円
専用ウェブサイト開設に300億円
「個人番号情報保護委員会」の設置に10億円

などなど、初期費用で数千億円、メンテナンスも含め
ると初年度だけで１兆円規模になると試算している。

専用ウェブサイト開設費用が３００億円って…絶句
メンテナンスにも毎年いくら払い続けるつもりですかね。
で、これらの予算が、とりあえずは天下り法人に
丸投げされるのでしょうから、なんとも役人の考えそう
なシステムだなぁと思っちゃうです。

個人情報が漏えいした場合の担当省庁・担当の責任は？
海外からも含めてハッキングした場合の刑罰は？

なんて、関連した法案も同時進行でしっかり整備するべき。

国会議員のメール情報が不正アクセスされても何の防護
策もうたないし、メールアドレスすら変えずに使用している
議員がドッサリいる平和ボケとIT音痴の人たちですからっ。  

国家公務員人件費、２割削減明記

ようやく重い腰を上げたようですね。

で、自分たちの身は切らないの？

①自分たちの身を徹底的に切る

②年金の一元化を実行する

③公務員さんにも泣いていただく

④国民に増税を強いる

これが、民主党に行っていた年金改革だったと思うけど。  

「ならば」が足りない。

というか、無さ過ぎる。

TPP反対、増税反対、バラマキ反対、原発反対。

大いに結構。

しかし、反対するなら反対するで、

「私ならば、こうする」

って代案を明示すべきでしょ。


「それならば、離党する」

「それならば、解散する」

っていう、覚悟もない。