浜松市に生まれ育って

  

社会保障と税の一体改革に関する政策調査会の
合同会議は紛糾し、３日間の日程では結論の目安
すらつかず、２１日以降に持ち越されました。

党内で賛否が真っ二つに分かれているのに、閣議
決定まで強引に進められるのでしょうか？

政府の一人相撲になってしまうと、国内外からの
信頼は、「ゼロ」になるでしょうね。


問題は、賛否ではありません。

この重要な会議は、民主党の国会議員なら誰でも
参加できるシステムでした。
民主党の国会議員は、衆参合わせて３９７名。
是是非非の論議を行い、民主党が一枚岩になれる
か、分裂するのかの最重要課題の自由参加会議
にも関わらず、出席者は１００名程度。

つまり、３００名弱の民主党議員は、重要な会議を
ほったらかし、地元へ帰ったりパーティーを開催したり、
はたまたゴルフに興じていたということなのです。

民主党の結束、政権与党としての責任感、国民の
生活を左右する立場なんて、頭の片隅にもない、
ケシカラン奴らが３００名近くもいるということを、よーく
覚えておきましょう。  

岩瀬副知事が辞任し、川勝知事が提出した二人の
副知事任命案を、自民党会派が反対したため、当面
副知事が不在となってしまう異常事態となりました。

報道によると今回の異常事態の原因は、
川勝知事が副知事３人制に対し、議会（議員）に事前の
相談をしなかったことで、自民党会派との間に溝が深まっ
た的なことを書いておりますが、議会というのは、いちいち
事前相談と裏取引を行うものなのですかね？


採択に対する賛否両側の意見をもう一度まとめると、

●民主党会派＝賛成：私たちが応援した川勝知事の提案
　　　　　　　　　だから賛成。
●公明・無所属＝賛成：３人制によるスピード感のある行政
　　　　　　　　　　が期待於できるから賛成。

一方、過半数を超える自民党会派の反対理由は
●昨年、大村副知事を辞めさせた時に。副知事は一人で
　十分だと言ったじゃないか。
●事前の相談がなかった。
●一人増えると、経費が年間３０００万円増加し、行財政
　改革に逆行する。
●提出された二人の方の人格（適任性）には、問題がない。

で、岩瀬副知事が辞任をし、大須賀・森山さんの人事案
　　（※決まれば通常通りの二人制で運営される）を通す
よう岩瀬さんは各会派に頭を下げた。
己の首を切って差し出したのです。

しかし、否決。

議会の採決は、議員による多数決なので、否決か可決か
の結論は、付託している県民の一人として受け入れざるを
得ないのかも知れません。

しかし、議会・委員会の質疑の中において、副知事二人制
から三人制にすることのメリット。デメリットをしっかりと議論
したのでしょうか？
一人＝３０００万円の経費が増えることにより、県・県民に
もたらす効果（実質的な利益、円滑な行政によるソフト面の
利益）は、どこまで上がるのか。どこまで上げる目標なのか？

反対する側は、それらの具体的説明がなかったと反論して
いますが、自分たちで３０００万円の経費の無駄づかいになっ
てしまう根拠（二人制と三人制に行政の変化がないこと）を
提示して反対すべきではないのでしょうか？

年間３０００万円の経費は行改革に逆行すると言うのなら、
自分たちの給料をほんの５％差し引いたらいかがでしょうか？
ロクに仕事もしないバカ議員を一人クビにしたらどうですか？

副知事は、現場と現場をつなぐ重要なパイプ役だと思っている
ので、昨年一人を罷免し副知事は一人で十分だと発言した
川勝知事には大きな責任（間違い）があると思います。
以降、一人副知事で運営してみて、三人は欲しいと思ったの
なら、その時の発言を議会に謝罪することから話し合いを始める
べきだったと思います。

しかし、「あの時そー言ったじゃないか」が最大の理由（感情的
な溝）では余りにも「お子ちゃま議会」だと思うのです。

自民党会派の県議会議員さんは、Hamazoブログで、
独断路線の川勝知事のやり方に一度歯止めをかける必要がある。
一度白紙に戻し、改めて提案していただくのが筋である。
と書いておりますが、行政・議会は「筋」よりも、円滑＝県民の生活
を重視していただきたい。
筋が違うから一歩も進ませない。国会のバカ議員さんたちと同じじゃ
ないですか。地方議員さんは地方に根付いて暮らしている＝県民
感覚・県民目線の塊と冷静な議論であって欲しいと思いました。  

南区遠州浜にある江ノ島水泳場。

３５年ほど前に焼却場の熱を利用した温水プールとして
誕生し、その後、屋外水泳場を増設し、市営のメイン
プールとして活躍してきた。

2009年に、西へ７ｋｍ弱のところへ新しい焼却場と隣接
した浜松市総合水泳場「ToBiO」がオープンし、江ノ島
プールは閑古鳥の状態でした。
今回、耐震性を理由に閉館となることが決まりました。

実は、私の母が、この江ノ島プールの愛用者で、１０年
居よう前から、週に１～２回利用しておりました。
で、先日、「仲間がプール存続のために署名運動をする
と言われたが、他に良い方法はないものか？」と相談を
されました。

私は、母に
①署名を集めるのなら、浜松市の人口の半分以上である
　４５万人程度を集めなくては、市民が熱望していること
　には、ならないよ。

②現状で全くの赤字経営+税金を投入して耐震工事を行い
　維持する必要性を説く材料があるのか？
　ごくごく一部の私たちが使いたいからなんてのは、理由に
　ならないよ。

③ましてや、６km先に新しいプールがあるじゃないか。
　料金は２倍になるかも知れないけど、基本的に趣味で使用
　する施設なんだから、利用者負担という考え方をすべき。
　存続するなら、例えば１回３万円の利用料を払っても構わな
　いと、思っているの？耐震工事費に加え、毎年赤字経営が
　続くなら、一部の人たちのためにずっと税金を投入することに
　なるんだよ。

と答えました。

公営サービスといえども、運営は成り立っているのか？利用
する人が市民・県民の何％なのか？の視野で考えていくべき
時代ではないでしょうか？
  

って具体的にはどんな法案なのかが置き去りになって
いませんか？

小沢グループが反対していて造反するんじゃないか？
とか、自民党の一部が談合だ、公約違反だと叫んで
いますが、自民も民主党も世論だって消費税を含めた
増税は、今と将来の日本のために必要だと言っている。

で、増税法案の内容とは、
２年後に８％へ３年半後に１０％にするってことですよね。

で、法案を通してから、実施時期などは国民の信を問う
ために総選挙を行うって言ってるんですよね？
じゃあ、その総選挙で自民党が政権を奪回したら、増税の
時期を遅らせるんですよね？自民党の主張は、増税の前に
景気回復だと言っているのですから、景気が回復しなけりゃ
法案があっても、施行しないってことでしょ？

ならば、さっさと可決・成立させて解散～総選挙をすれば
良いのではと安直に考えるのですが、皆様は？

もしくは、２年後に増税するなら、それまでに景気を回復
させる政策と予算を付帯事項として付けさせることこそ、
与野党を超え、政治・国会の最も重要な機能ではないの
でしょうかね？

十分な議論（時間じゃなくて中身です）も丁寧な説明もない
まま、重要法案を提出すること自体が、日本の民主主義の
崩壊なのではないでしょうか？

そして、クチばかり達者で、反対だ阻止だと叫びながらも
離党などの実力行使を行わないヘタレな民主党議員。

改革を進めろ、身を切れ、弱い国民をいじめるな！と叫び
つつも、参議院の議席削減には反対している山本一太や
輿石のような二枚舌議員。

増税なんて興味なし。スナック経営にゴルフ三昧で私腹を
肥やすことしか興味のない「なんとかパパ」というバカ。


東北の復旧・復興すら一歩も進んでいない感のある日本で、
将来の日本のためにとか言っても説得力がないんだよね。  

児童手当から子ども手当に。

公約挫折につき、名称変更。

「児童のための手当」

いや、

「児童手当」に戻せ

民主・自民・公明党で合意に至らず。

どうせ中身は同じさんだから、

「金太郎飴手当」にしたら？  

地方も政治より権力誇示なんですかね？

静岡県議会の最大会派「自民改革会議」が川勝知事が
打ち出した副知事３名制に反対する方針を決めました。

選挙前までは、川勝知事を応援した民主党の会派「ふじ
の国県議団」が最大会派だったため、自民党系議員の
皆さんは肩身の狭い思いもしていたのでしょうね。
で、昨年の統一地方選挙では自民党議員が盛り返し、
分裂していた会派も統合し、最大会派に返り咲きました。

川勝知事と対決姿勢を取るも、「是是非非」で議案に臨む
と言っておられました。
この１年を見ていると、是是非非よりも、やはり非非かなぁ
という議会運営が目立ちましたが、今回の副知事３名案に
反対の理由がどうにも理解できない。

知事が提案した２名の候補者に明確な原因があり、不適
切だと言うなら納得できますが、反対の理由は「３名制は
行財政改革に逆行する」というものです。

２名の副知事を追加することにより、給料の支払いが増える
ことが、財政改革に逆行するって論理ですよね。
自民党さんって、足し算引き算しかできないのですかね？

副知事３名制にすることによる、行政への細やかな管理が
でき、全体としてどれだけの改革が進むのか、現状の１名で
納得いく職務の遂行ができているのか？
３名体制にした場合の副知事に求める職務と、その成果予測
などをしっかり議論し、反対理由を明示するのならOkですがね。

さらに…

副知事３名制が財政改革に逆行するというのなら、自分たち
の給料も減らさない、土日・夜間の議会開催も必要ない、政務
調査費も現状通りと、議員改革は一歩も進んでないですよね。

国も地方議会・議員も、「反対」だけで対案が出ない。対案が
出ないと議論もないし、打開策も出てこない。
結果、政治はいつまでも停滞してしまう。政治は現状維持だけど、
世の中の景気と、国・地方の財政は急加速で悪化している。
その歪みは、弱い国民・県民・市民だけが受け入れざるを得ない。  

少子化
　↓
労働力・税収低下
　↓
移民受け入れ政策
　↓
労働力・税収アップ

しかし…

今後も景気低迷
　↓
移民受け入れ
　↓
日本人の失業増加
　↓
安い労働賃金
　↓
税収ダウン
　↓
年金・保障の低下
　↓
治安も悪化し、日本は滅びる